宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/12/29 10:09 更新 太陽風はかなり低速の風が続いています。太陽の活動も静かです。 担当 篠原 太陽風は、280〜300km/秒とかなり遅い風が続いています。 磁場強度は少し高まって、5nTを推移しています。 ACEの図の最後では、6nTへ少しだけ上がっていますが、 この変化が更に高まって、 27日周期の前周期(12月1〜4日)に見られたような、 太陽風磁場の強まりになるのか、 一時的に高まっただけで、この後弱まってしまうのか、 変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南北それぞれに振れています。 このため、弱いオーロラ活動は発生しているようで、 AE指数で100〜200nTの小さい変化が発生したり、 ノルウェー・トロムソの全天カメラでオーロラが撮影されたりしています。 全天カメラについては、明るい月に照らされた雲の隙間を眺めているので、 撮影条件としてはかなり厳しい様です。 カメラの透明の覆いのあちこちに、雪が残っているのが見えます。 太陽のフレア活動も更に静かになっています。 昨日は、Bクラスの変化も数少なくなっています。 ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影された、雲の隙間から見えた淡いオーロラ。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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