宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:59)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/21 --- ---
12/20 --- ---
12/19 --- ---

黒点 12/21 (NOAA)
磁場 フレア
1633 13 β C1
1634 2 α ---
1635 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 483 +1.1
-2 h 503 +0.9
-4 h 494 +2.7
-6 h 494 +1.2
-8 h 486 +0.3
-10 h 482 -0.0
-12 h 474 -5.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -26 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
12/21 0.2 3x10^2
12/20 0.3 8x10^2
12/19 0.4 8x10^2
12/18 0.3 4x10^2
12/17 0.4 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/12/16 13:36 太陽風磁場が南寄りになり、活発なオーロラが発生しています。
2012/12/17 12:42 太陽風磁場の南向きの傾向が続き、小規模のオーロラ活動が続いています。
2012/12/18 14:18 太陽風はやや高速の状態になっています。コロナホールの影響が残っている様です。
2012/12/19 13:15 太陽風はやや高速の状態が続いています。STEREO BehindのHi1に地球が見えています。
2012/12/20 13:50 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2012/12/21 10:59 更新
太陽風の速度が500km/秒に再び上がっています。オーロラの活動も起きています。

担当 篠原

太陽風の速度は、再び上昇に転じています。
昨日は400km/秒近くまで下がっていましたが、
そこから上昇を始めて、今朝、500km/秒と高速風に達しました。
速度の上昇はここで止まっている様です。

磁場強度は5nT付近で、目立った変化はしていません。

コロナホールも通り過ぎて、太陽風は落ち着くかと思ったのですが、
今回の変化はどのくらいまで続くのでしょうか。


太陽風磁場の南北成分は、+5nTから -5nTにかけて、
正負をまたいで頻繁に切り替わっています。
このため、磁気圏の活動度が高まっていた様です。

AE指数のグラフでは、
300〜600nTの中小規模の変化が連続的に発生しています。
ノルウェーのトロムソでも、
この変化の一部であるオーロラの活動が見えていましたが、
天候がやや悪く、時間帯も良い条件ではありませんでした。
全天カメラの写真を1枚掲載します。

ACEのグラフの後半の磁場変化は、北向きにやや偏っています。
この様子だと、オーロラの活動は小さくなりそうです。


太陽は、特にフレアの活動は見られず、穏やかです。

SOHO衛星LASCO C3では、
東に向って淡いCMEが噴き出していますが、
STEREO Ahead衛星を見ると、太陽の裏側で発生した現象の様です。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、雲越しのオーロラの姿。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。