宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/12/20 13:50 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風はゆっくりと速度が下がって、 420km/秒と平均的な状態に戻っています。 太陽風磁場の南北成分がある程度南北に振れ続けいているためか、 磁気圏では小さな活動が時々発生していて、 AE指数のグラフは、250nTほどの小さな変化が断続的に見られています。 太陽風の弱い高まりが通り過ぎて、 これからしばらく穏やかな風が続きそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の11月24日に太陽風の乱れが到来していますが、 これはCMEによる突発性の擾乱で、周期性はありません。 太陽は、中央付近に1633群と1634群の黒点が三角形に並び、 東の端からは1635群が姿を現していますが、 GOES衛星のX線グラフは、全体的な強度が下がっていて、 太陽の活動度は弱くなっている様です。 STEREO Behind衛星で太陽の東の向こう側を見ても、 特に活動的な領域はなく、太陽もしばらく静かに推移しそうです。 21日の夕方から25日の朝まで、 高専内のネットワークが停止するため、 宇宙天気ニュースへのアクセスができなくなります。 (私は更新ができなくなります) 週末と連休が重なるために、3日半にわたってしまいます。 大変申し訳ありません。 残り時間があまりありませんが、対策を考えています・・・ SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |