宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/18 --- ---
12/17 --- ---
12/16 --- ---

黒点 12/18 (NOAA)
磁場 フレア
1629 1 α C1
1631 10 β C1
1632 6 β C1
1633 15 β ---
1634 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 457 -1.4
-2 h 465 +2.0
-4 h 445 +0.4
-6 h 442 -0.8
-8 h 440 +1.6
-10 h 456 +2.8
-12 h 477 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -18 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
12/18 0.3 4x10^2
12/17 0.4 9x10^1
12/16 0.9 3x10^1
12/15 9.4 5x10^1
12/14 0.5 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/12/13 12:57 300km/秒付近の低速太陽風が続いています。磁場が南向きに振れてオーロラ活動が発生しました。
2012/12/14 12:18 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2012/12/15 12:19 太陽風の磁場強度がやや強まっています。コロナホールの影響でしょうか。
2012/12/16 13:36 太陽風磁場が南寄りになり、活発なオーロラが発生しています。
2012/12/17 12:42 太陽風磁場の南向きの傾向が続き、小規模のオーロラ活動が続いています。
最新のニュース

2012/12/18 14:18 更新
太陽風はやや高速の状態になっています。コロナホールの影響が残っている様です。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽風の速度は400km/秒から480km/秒くらいに速度が高まり、
そのまま、やや高速の太陽風が続いています。
磁場強度も8nT前後にやや強まったままです。

コロナホールが通り過ぎて太陽風は弱まると思ったのですが、
反対に影響が遅れて強まっている様です。

太陽風磁場の南北成分は、-5nTくらいに南向きに振れて、
磁気圏の活動を強めていた様です。
AE指数は、図の前半に3つの大きな変化が発生していて、
800nTから1000nTを超える大きな変動が観測されています。

その後、太陽風磁場は北寄りに変わり、
磁気圏の変化は小さくなっています。

太陽風速度の高まりは、あまり長く続かないと思いますが、
どのくらいまでやや高速の状態が続くでしょうか。


太陽は、西の端の1631黒点群でC1の小さなフレアが発生した程度です。
1633、1634黒点群はあまり活動的ではありません。

北半球の東端の向こう側に活動的な領域があるようで、
どの様な黒点が姿を見せるでしょうか。

また、北西部でフィラメントの噴出が発生しました。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。
SOHO衛星LASCO C2を見ると、CMEが北向きに噴き出しています。
動画ではほとんど上に向っているので、地球への影響はなさそうです。



SDO衛星AIA304とSOHO衛星LASCO C2による、太陽の北部のフィラメント噴出とCME。
(c) SDO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。