宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/12/14 12:18 更新 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒前後とかなり低速の風が続いています。 磁場強度も、5nT付近と平均的な強さで推移していますが、 最新のところでは、3nTから8nTの間を細かく変動しています。 この後、コロナホールの影響が到来する可能があるのですが、 それにつながっていく変化かもしれません。 磁気圏は静穏で、AE指数のグラフはほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193では、 コロナホール(写真で薄暗く見えている領域)が 南半球中央の中緯度域に見えています。 緯度が高めなので、地球への影響は弱いものになりそうですが、 太陽風はどの程度の変化が見らるでしょうか。 太陽の黒点は、1629群と1631群が少し大きくなっている様です。 その間の1632群でC1.2の小さなフレアが発生しています。 しかし、太陽も全体的には穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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