宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/11/28 11:49 更新 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽で、1620黒点群が発達しています。 NOAAの報告によると、磁場構造の複雑さが増している様です。 現在、黒点群の活動度は少し高まっています。 1620群の2日間の発達の様子を、可視光写真の動画で紹介します。 黒点ができたり消えたりしながら、右に左にと複雑に動いています。 昨夜から、Mクラスフレアが2回発生しました。 ひとつめは深夜、28日1時(世界時27日16時)に、西の端の1618黒点群でM1.6。 ふたつめは、早朝、28日6時(世界時27日21時)に1620黒点群でM1.0です。 1620群は続いてC7.1と大きめの小規模フレアも起こしています。 これらのフレアの様子をSDO衛星AIA131カメラの動画でご覧ください。 太陽の西側でチカチカと3回光っているのがこれらのフレアです。 1618黒点群は、西に没してしまったので今後は影響ありませんが、 1620群の活動に注目してください。 また、東の端から1623黒点群が顔を出しています。 ここもやや活動的な様子です。 太陽風は、速度が460km/秒から420km/秒に少し下がり、 平均的な速度に戻っています。 磁場強度は4nTで安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近を上下するように振れています。 このため、磁気圏では小規模の変動が時々発生しています。 SDO衛星AIA193によると、太陽中心部のコロナホールは、 太陽の中心線を過ぎて西側に少し迫り出しています。 明後日くらいに、太陽風の乱れとして地球へ影響が及びそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 西の1618黒点群、1620黒点群が活動的です。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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