宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/11/25 12:02 更新 太陽風の乱れは続いています。この後、次の乱れが到来するかもしれません。 担当 篠原 CMEによる太陽風の乱れは、まだ続いています。 太陽風の速度は、400km/秒から380km/秒にやや下がりましたが、 磁場強度は、10〜15nTと強まったままです。 磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、 昨日の夕方、24日17時(世界時24日8時)頃に 南寄りから北寄りに変わり、 その後は磁気圏への影響は小さくなっています。 AE指数は、磁場が南寄りだった頃は 500nT程度の変化をしていましたが、 北寄りに変わってからは、 変化はほとんどなくなっています。 太陽風は、21日に発生したCMEの影響が 続いて到来すると思われます。 この後、太陽風がもう一段乱れるのか、 あるいは、現在の変動の中に 混ざっているのかもしれません。 磁場が再び南向きに強まる変化が発生した場合、 オーロラの活動もまた活発化するでしょう。 太陽は、西寄りの1618黒点群で、 C3.3の小規模フレアが起きた程度で、 活動は静かです。 今日は、高専ロボコンの全国大会の付き添いで、 両国の国技館に来ています。 今、建物の前で入場待ちです。 全国各地の高専ののぼりが立ち並び、壮観です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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