宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:06)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/21 07:43 C3.9
04:20 M1.6
00:17 C3.1
11/20 21:34 M1.7
15:26 C3.9
10:28 C3.0
11/19 19:53 C1.5
11:20 C7.5

黒点 11/21 (NOAA)
磁場 フレア
1611 1 α ---
1612 1 α ---
1613 1 α ---
1616 3 β ---
1618 29 βγ M2
1619 13 β C1
1620 1 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 450 +2.8
-2 h 448 -2.7
-4 h 437 -4.9
-6 h 439 -3.4
-8 h 432 -5.7
-10 h 422 -5.6
-12 h 401 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -34 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -39 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
11/21 0.5 2x10^3
11/20 0.4 3x10^3
11/19 0.3 2x10^3
11/18 0.3 4x10^3
11/17 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/16 11:56 太陽風は平均的な速度に下がりました。Cクラスフレアが続いています。
2012/11/17 13:28 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2012/11/18 14:41 C5.7のフレアが発生しました。太陽風は400km/秒台前半の風が続いています。
2012/11/19 09:10 太陽南東でプロミネンスの噴出が起きました。太陽風は平均的な状態です。
2012/11/20 09:39 太陽風は平均的な状態です。磁場が南寄りのため、小規模のオーロラ活動が起きています。
最新のニュース

2012/11/21 13:06 更新
太陽風磁場が南向きにやや強まり、活発なオーロラを起こしています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風磁場の南向き傾向がやや強まり、
-5nT程度の南向きが、長い時間続きました。
速度も、400km/秒から450km/秒へ少し高まっています。

太陽風の変化により、磁気圏のオーロラ活動も強まっています。
AE指数は、連続的に500nTに達する変化を記録し、
800nTや1000nTに達する大きな変化も発生しています。

今日は、ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影された
世界時20日19時頃のオーロラの様子を紹介します。
昨日の動画が静かな光の帯だったのに対し、
今日の動画はオーロラの光が空全体を激しく覆っています。


太陽風の速度は、若干上がっていますが、
特に大きく変化することはなさそうです。
また、太陽風磁場の南寄りの傾向が今後も続けば、
引き続いて活発なオーロラを楽しむことができるでしょう。


太陽では、1618黒点群でM1.7、M1.6の中規模フレアや、
Cクラスのフレアが5回程度発生しています。
黒点の規模も拡大しているようです。

また、この群以外にも、
太陽のあちこちで小さな活動が続いています。
繋がるように次々と活動が起きている様子を、
GOES 15衛星のX線カメラによる動画で紹介します。

引き続き、MクラスやCクラスのフレアが発生しそうです。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES-15衛星のX線カメラによる、太陽のフレア活動。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。