宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/11/21 13:06 更新 太陽風磁場が南向きにやや強まり、活発なオーロラを起こしています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風磁場の南向き傾向がやや強まり、 -5nT程度の南向きが、長い時間続きました。 速度も、400km/秒から450km/秒へ少し高まっています。 太陽風の変化により、磁気圏のオーロラ活動も強まっています。 AE指数は、連続的に500nTに達する変化を記録し、 800nTや1000nTに達する大きな変化も発生しています。 今日は、ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影された 世界時20日19時頃のオーロラの様子を紹介します。 昨日の動画が静かな光の帯だったのに対し、 今日の動画はオーロラの光が空全体を激しく覆っています。 太陽風の速度は、若干上がっていますが、 特に大きく変化することはなさそうです。 また、太陽風磁場の南寄りの傾向が今後も続けば、 引き続いて活発なオーロラを楽しむことができるでしょう。 太陽では、1618黒点群でM1.7、M1.6の中規模フレアや、 Cクラスのフレアが5回程度発生しています。 黒点の規模も拡大しているようです。 また、この群以外にも、 太陽のあちこちで小さな活動が続いています。 繋がるように次々と活動が起きている様子を、 GOES 15衛星のX線カメラによる動画で紹介します。 引き続き、MクラスやCクラスのフレアが発生しそうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) GOES-15衛星のX線カメラによる、太陽のフレア活動。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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