宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/11/20 09:39 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南寄りのため、小規模のオーロラ活動が起きています。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒から380km/秒に少し下がっていますが、 平均的な速度で安定した状態が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な強度で安定しています。 今朝くらいから7nTに少し強まっていますが、 小さな変化に留まるでしょう。 太陽風磁場の南北成分は、昨日いっぱいは南寄りに推移していました。 このため、磁気圏ではぽつぽつとオーロラの活動が発生していて、 AE指数では、300〜400nTの小規模の変動が数回発生しています。 その中の、世界時19日15時の山に対応するオーロラの活動を、 ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの動画で紹介します。 オーロラのカーテンが次々を空を横切って行きます。 激しくはありませんが、美しい光景です。 SDO衛星AIA193の写真には、特にコロナホールも見られず、 太陽風は、この後も穏やかな状態が続きそうです。 磁場の南北成分は、今日に入ったくらいから北寄りになっていますが、 再び南寄りに戻れば、オーロラの輝きも楽しめるでしょう。 太陽では、19日11時半(世界時19日2時半)に、 1618黒点群でC7.0のフレアが発生しました。 1618黒点群は昨日から今日にかけて、成長の目立っている黒点群です。 もうひとつ大きな姿をしている1619黒点群と合わせて、 拡大写真を掲載します。 1618群は小さな活動を活発に続けており、 今後も、CクラスやMクラスのフレアが発生する可能性があります。 ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星の可視光写真による、1618黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星の可視光写真による、1619黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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