宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/11/14 13:16 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、活発なオーロラ活動が発生しています。中規模フレアも続いています。 担当 篠原 昨日の夕方、13日17時(世界時13日8時)に、 太陽風の乱れの第二波がやって来ました。 太陽風の磁場強度が、それまでも10nTに強まっていたのですが、 更に20nTへ強まっています。 一方、速度の変化は特にありませんでした。 太陽風磁場の南北成分は、 始めは北向きに+20nT近くまで振れていたのですが、 時間とともに0nTに近づき、 14日2時(世界時13日17時)に南向きに切り替わりました。 その後は、南向きが強まって、 今朝、14日8時(世界時13日23時)以降は、 -15nT程度の強い南向きになっています。 この影響で、磁気圏のオーロラ活動も激しくなっています。 AE指数のグラフは、 800nTから1000nTを超える活発な変動が続いています。 国立極地研究所による、 ノルウェー・トロムソのオーロラの様子を動画でご覧ください。 世界時14日0時以降の動画で、 AE指数が1000nTに達する激しい変化を記録していた頃の様子です。 現在の太陽風の磁場強度は、急に10nTに下がっています。 磁場の南向き成分も、一気に -5nT近くに弱まっています。 太陽風の乱れは、終息に近づいているようですが、 このまますぐに終わってしまうのか、もうしばらく続くのか、 この後の変化に注目してください。 もうしばらく続くと、 アラスカのライブカメラでにぎやかな光景が見られそうですが。 太陽は、1613黒点群で、M6.0、M2.5、M2.8、M1.1(ちょうど起きました) と4回の中規模フレアと、 Cクラスフレアが多数の発生して、活発な活動が続いています。 太陽全体では、黒点が多数見えていて、 その他の領域の活動にも注目してください。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、激しいオーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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