宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 8 --- ---
11/ 7 --- ---
11/ 6 03:27 C2.3

黒点 11/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
1605 1 α ---
1606 3 β ---
1607 5 β ---
1608 1 α ---
1609 5 β ---
1610 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 481 +1.1
-2 h 494 +0.9
-4 h 499 +1.5
-6 h 496 -1.7
-8 h 506 -2.6
-10 h 493 -1.8
-12 h 439 -5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
11/ 8 0.3 6x10^1
11/ 7 0.5 7x10^1
11/ 6 0.4 9x10^1
11/ 5 0.3 1x10^2
11/ 4 0.3 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/ 3 08:32 太陽風は低速で安定しています。明日以降、コロナホールの影響が見られそうです。
2012/11/ 4 10:19 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。1日のムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。
2012/11/ 5 12:44 10月の黒点数が発表されました。太陽風は低速の風が続き、フレアもありません。
2012/11/ 6 11:16 太陽風は300km/秒台の低速状態が続いています。
2012/11/ 7 11:25 太陽風の速度と磁場強度が少し高まっています。太陽は東端で小さなフレアが起きています。
最新のニュース

2012/11/ 8 10:58 更新
太陽風は500km/秒の高速状態になっています。オーロラの活動もやや強まっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度は450km/秒ほどで安定していましたが、
8日0時(世界時7日15時)頃にもう一段上がって、500km/秒に達しました。
その後、半日ほど安定した状態が続いています。

速度が上がるのとは反対に、磁場強度は少しずつ下がっていて、
現在は5nTと平均的な強度に戻っています。

前周期に見られていた高速太陽風の領域が、今回も残っていた様です。
そうすると、この速度の高まりは2〜3日くらい続くかもしれません。


太陽風が強まって、磁場の南北成分が南に振れるようになったため、
磁気圏のオーロラ活動もある程度高まっています。
AE指数のグラフは500nTの変化が何度も発生し、
一時的に1000nTに達する大きな変化も記録されています。

現在の太陽風磁場の南北成分は、0nT付近を推移していますが、
再び南に振れる様になると、オーロラの活動も期待できます。


太陽は、北東(左上)からも新しい黒点が顔を出しました。
X線グラフはBクラスの小さな変化しかなく、太陽は静かです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。