宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/11/ 8 10:58 更新 太陽風は500km/秒の高速状態になっています。オーロラの活動もやや強まっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は450km/秒ほどで安定していましたが、 8日0時(世界時7日15時)頃にもう一段上がって、500km/秒に達しました。 その後、半日ほど安定した状態が続いています。 速度が上がるのとは反対に、磁場強度は少しずつ下がっていて、 現在は5nTと平均的な強度に戻っています。 前周期に見られていた高速太陽風の領域が、今回も残っていた様です。 そうすると、この速度の高まりは2〜3日くらい続くかもしれません。 太陽風が強まって、磁場の南北成分が南に振れるようになったため、 磁気圏のオーロラ活動もある程度高まっています。 AE指数のグラフは500nTの変化が何度も発生し、 一時的に1000nTに達する大きな変化も記録されています。 現在の太陽風磁場の南北成分は、0nT付近を推移していますが、 再び南に振れる様になると、オーロラの活動も期待できます。 太陽は、北東(左上)からも新しい黒点が顔を出しました。 X線グラフはBクラスの小さな変化しかなく、太陽は静かです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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