宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/11/ 5 12:44 更新 10月の黒点数が発表されました。太陽風は低速の風が続き、フレアもありません。 担当 篠原 SIDCより、10月の黒点数が発表されました。 それによると、10月の平均値は53.5と半年ぶりに50台に下がりました。 前の周期の2000年から2001年にかけて見られた様な、 落ち込みの期間に入っているのでしょうか。 今後の推移については、 例えば、NASAのページなどで公開されています。 ただし、予想通りに進むかどうかは分かりません。 穏やかな太陽風が続いています。 今日に入った頃から、速度は再び300km/秒に下がり、 かなり遅い風に戻りました。 磁場強度は5nTと平均的な値で推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近を推移しているため、 磁気圏への影響は小さく、AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは太陽の西端に近くなり、 地球への目立った影響はなかった様です。 太陽風は、この後も穏やかに推移しそうです。 太陽の活動も静かです。 黒点は小さな群が見える程度で、フレアの発生もありません。 1994年以降の太陽黒点相対数の月平均値の変化。 (c) SIDC、(作図 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |