宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/11/ 3 08:32 更新 太陽風は低速で安定しています。明日以降、コロナホールの影響が見られそうです。 担当 篠原 300km/秒と低速に戻った太陽風は、そのままの速度で安定しています。 強まりが少し残っていた磁場強度も、低下が続き、 今朝には3nTまで弱まりました。 現在の太陽風はとても穏やかです。 磁気圏も静穏で、 AE指数のグラフはほとんど変化がありません。 今日はこのまま穏やかな状態が続きそうですが、 SDO衛星AIA193を見ると、南半球側の小さなコロナホールが、 太陽の西側に移動しています。 明日か明後日くらいに、 このコロナホールからの太陽風の乱れが到来する可能性があります。 コロナホールが小さいので、太陽風の変化は小規模だと思いますが、 乱れがやって来ると、オーロラの活動もある程度強まることが期待できるので、 その時は、ライブカメラなどに注目して下さい。 太陽は、フレアもなく静かです。 東端に小さな黒点がいくつか発生しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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