宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:16)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 6 03:27 C2.3
11/ 5 --- ---
11/ 4 --- ---

黒点 11/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1605 2 α ---
1606 1 α ---
1607 3 β ---
1608 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:04 296 +0.8
-2 h 284 +0.5
-4 h 291 -0.2
-6 h 323 -2.7
-8 h 296 -1.7
-10 h 288 -3.3
-12 h 306 -3.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
11/ 6 0.3 9x10^1
11/ 5 0.3 1x10^2
11/ 4 0.3 9x10^1
11/ 3 0.3 8x10^1
11/ 2 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/ 1 10:12 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。今のところ磁気圏への影響は小さいです。
2012/11/ 2 11:32 太陽風磁場が南に大きく振れ続け、磁気圏の活動が強まりました。現在は穏やかです。
2012/11/ 3 08:32 太陽風は低速で安定しています。明日以降、コロナホールの影響が見られそうです。
2012/11/ 4 10:19 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。1日のムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。
2012/11/ 5 12:44 10月の黒点数が発表されました。太陽風は低速の風が続き、フレアもありません。
最新のニュース

2012/11/ 6 11:16 更新
太陽風は300km/秒台の低速状態が続いています。

担当 篠原

速度の遅い太陽風が続いています。

ACE衛星のグラフでは、速度は300km/秒と350km/秒の間で
ばたばたと変化していますが、
プラズマの密度がかなり少なくなっているため、
速度の測定が不安定になっていたのではないかと思います。
いずれにしても、300km/秒台前半の低速状態が続いています。

磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。
南北成分が南を向く時間帯があり、
AE指数では500nTくらいの変動が発生していますが、
全体的には磁気圏も穏やかです。


SDO衛星AIA193には、コロナホールは特に見られません。

1枚目の写真で、27日前と現在の太陽コロナの様子を比べます。
左の27日前には南半球側にコロナホールがありましたが、
右の現在の写真では消えています。
すると、太陽風はこのまま低速の状態が続きそうです。


太陽は、東端でC2.3の小規模フレアが発生しています。

1607群、1608群と新しい黒点も発生していますが、
こちらの活動は穏やかです。



SDO衛星AIA193による、27日前(左:10月10日)と現在(右:11月6日)の太陽コロナの比較。南半球側のコロナホールが消えています。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。