宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/10/31 12:53 更新 太陽風は280km/秒とかなり低速です。太陽も穏やかです。 担当 篠原 静かな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、270〜280km/秒とかなり遅い状態が続いています。 磁場強度は4nTで安定しています。 磁気圏も静かで、 オーロラの活動度を表すAE指数は、ほとんど変化がありません。 太陽風は、引き続き低速の穏やかな風となりそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、太陽の中央の南東(左下)寄りに、 小さなコロナホールがあります。 前周期は、CMEによる影響も重なりましたが、 このコロナホールの影響で500km/秒台の高速風が来ました。 今回も11月6日前後に同様の変化が見られるかもしれません。 太陽は、Bクラスの小さな変化がある程度で、穏やかです。 こちらも、静かな状態が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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