宇宙天気 2012/10/29

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by KNCT
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (13:56)

太陽フレアは静かです。

太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
10/29	---	---
10/28	---	---
10/27	---	---

黒点 10/29 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
1596	5	β	---
1598	7	β	C1
1599	1	α	---
1600	2	α	---

太陽風 (ACE)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
13:45	317	-1.6
-2 h	318	-2.0
-4 h	314	-0.5
-6 h	324	-0.9
-8 h	329	-0.8
-10 h	338	-2.3
-12 h	342	-1.7

磁気圏 (NICT)

時刻 JST	環電流 nT	沖縄擾乱 nT
13:30	-11	-/ -
-2 h	-10	-/ -
-4 h	-10	-/ -
-6 h	-10	-/ -
-8 h	-11	-/ -
-10 h	-10	-/ -
-12 h	-5	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.1 →	5x10^2
10/29	0.3	1x10^3
10/28	0.3	1x10^3
10/27	0.3	3x10^3
10/26	0.3	2x10^3
10/25	0.4	3x10^3

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線5分・1分 (GOES)

X線写真・動画 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

EIT195 (SOHO)

EIT284 (SOHO)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2012/10/24 12:29　昨日、X1.8の大規模フレアが発生しました。1598黒点群は今後も注意が必要でしょう。; 2012/10/25 10:53　1598黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。; 2012/10/26 10:59　太陽は静かになってきました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。; 2012/10/27 14:08　太陽は低速の風が続いています。太陽は、C1のフレアが続いています。; 2012/10/28 11:04　太陽は穏やかです。太陽風も低速で、磁気圏も穏やかです。; 最新のニュース

2012/10/29 13:56　更新
太陽風は更に低速になっています。太陽も穏やかです。

担当　篠原

太陽風の速度は、
350km/秒から320km/秒へ下がり、
一段と低速になっています。
磁場強度も、4nTから3nTに弱まり、
穏やかな太陽風が続いています。

太陽風磁場の南北成分は、
-3nTと弱い南寄りの状態が続いています。
このため、磁気圏では弱い活動が発生していて、
AE指数に、300nTくらいの小さな変化が
見られています。

太陽風は、この後も低速の穏やかな風が続きそうです。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、
コロナホールは見られません。

太陽は、南西の端でC1.7の小規模フレアが起きたくらいで、
穏やかな状態が続いています。

このフレアに伴って、
太陽の右に向かって、CMEが噴き出しています。
地球からは横向きなので、影響はありません。