宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/10/21 11:25 更新 太陽の東端でM9.0の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽の東端から新しい黒点が姿を現し、 1598黒点群と番号が付けられました。 この群が今日の未明、21日3時(世界時20日18時)に、 M9.0の中規模フレアを起こしました。 SDO衛星の写真を見ると、 太陽の端で光っているので、 実際には、規模はより大きかったのかもしれません。 SOHO衛星のLASCO C2では、 左に向かって弱いCMEの噴出が見えます。 横に向かっているので、 地球への影響はありません。 1598黒点群は、今後も活発に活動を続ける可能性があります。 引き続き注目してください。 太陽風は、350km/秒へ速度が下がり、 低速風に変わっています。 磁場強度も、3nTと弱めのままです。 磁気圏も静穏で、 オーロラの活動度を表すAE指数は、 全く変化していません。 太陽風は、今後も低速の穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193には、コロナホールは見えません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 高まった状態が続いています。 太陽風が穏やかになり、こちらの減少もゆっくりです。 今日は、高専ロボコンの九州大会の応援に、 熊本に来ています。 本物を見るのは初めてなので、 とても楽しみです。 SDO衛星AIA131による、M9.0フレア。 (c) SDO衛星(NASA) SOHO衛星 LASCO C2カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |