宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/10/19 12:10 更新 太陽風は600km/秒まで速度が高まりました。現在は下がりつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降にもう一段上がって、 600km/秒に達しました。 今朝になって下がり始め、現在は500km/秒に戻ったところです。 太陽のコロナ写真では、特にコロナホールは見られず、 高速風は弱まっているのではないかと思いましたが、 27日周期の図を見ると、前周期と同程度の高速風がやって来ました。 現在の太陽風は、磁場強度も3nTくらいに下がり、 高速風領域は後半に入っている様です。 このまま明日にかけて下がって行くのではないでしょうか。 一方、磁気圏のオーロラ活動は穏やかになっています。 AE指数のグラフは小さな変化がいくつか見られる程度です。 太陽風磁場の南北成分が、北寄りに推移するようになったためでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10,000前後と高い状態です。 こちらは、ゆっくりと減少していくでしょう。 太陽のフレア活動は、今朝、C1の変化が2回発生した程度で、 全体としては穏やかです。 東の端から上がってきた黒点は、1596黒点群と番号が付きました。 今後、活動が強まるなどの変化が見られるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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