宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/20 05:46 C3.6
03:42 C1.7
10/19 14:05 C1.9
10/18 --- ---

黒点 10/20 (NOAA)
磁場 フレア
1586 1 α ---
1589 10 β C2
1590 2 β ---
1591 1 α ---
1593 5 β ---
1594 2 β C2
1596 5 βγ C1
1597 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 400 -0.5
-2 h 400 +1.8
-4 h 409 +1.5
-6 h 428 -0.1
-8 h 399 +2.1
-10 h 441 -0.2
-12 h 428 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -21 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
10/20 0.3 2x10^4
10/19 0.2 1x10^4
10/18 0.3 2x10^4
10/17 0.3 2x10^4
10/16 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/10/15 12:32 高速太陽風が続いています。磁気圏でも活発にオーロラが発生しています。
2012/10/16 09:10 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽の東側から上がってきた黒点で、C4フレアが発生しています。
2012/10/17 12:17 太陽風の速度が再び高速になりました。太陽は穏やかです。
2012/10/18 11:01 太陽風は500km/秒と高速の状態です。太陽の東端から新しい黒点が現われました。
2012/10/19 12:10 太陽風は600km/秒まで速度が高まりました。現在は下がりつつあります。
最新のニュース

2012/10/20 13:25 更新
太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくりと下がり、
既に、400km/秒と平均的な速度まで下がっています。
磁場強度も3nTと弱まったままで、
太陽風の強まりは通り過ぎました。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。
このため、磁気圏は穏やかで、
AE指数のグラフは全く変化していません。


SDO衛星AOIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見られません。
これからしばらく、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、C1の小さなフレアが3回と、
東端の太陽の向こう側でC3.6の小規模フレアが発生しています。

SDO衛星AIA304を見ると、
東端の領域では活発に活動が起きているようです。
(掲載の動画をご覧ください)
今後、どの様な慮行きが顔を見せるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
今日も、10,000のレベルに達しています。
こちらは今後ゆっくりと減少するでしょう。




SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の東端に見えていた活発な活動。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。