宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/10/ 5 11:27 更新 太陽風はとても遅くなっています。アラスカのオーロラ写真をどうぞ。 担当 篠原 アラスカにお住まいの、ミチ 今野さんより、 アラスカのタルキートナ地区で撮影されたオーロラの写真が届きました。 4日前の撮影とのことで、 CMEによる太陽風の乱れがやって来た時のオーロラだと思います。 迫力いっぱいに、送っていただいた原寸のまま掲載します。 湖の写真では、オーロラの帯が美しく水面に映っています。 遠くに見える白い山は、マッキンリーだそうです。 今野さんからは、1月にも写真をいただきました。 今回もどうもありがとうございます。 現在の宇宙天気は、太陽風、太陽ともに穏やかです。 太陽風は、速度が更に下がって、280〜290km/秒と300km/秒台を割っています。 磁場強度も、2〜4nTとゆっくり変化していますが、弱い値です。 磁場の南北成分は、-1nTととても弱い南向きが続きました。 磁気圏への影響は小さいのですが、 AE指数を見ると、これに対応する様な小さな変化が起きています。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球側の中央線近くに、小さめですが、コロナホールがあります。 27日前の前周期の写真には見られなかったコロナホールです。 3〜4日後の10月8〜9日頃に、 太陽風速度の新しい高まりが到来するかもしれません。 太陽は、1582群、1585群など、目立つ黒点はあるのですが、 活動度は低く、フレアは特に発生していません。 アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野 アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野 アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野 アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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