宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:27)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 --- ---
10/ 4 --- ---
10/ 3 --- ---

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1579 5 β ---
1582 2 α ---
1584 2 α ---
1585 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 289 -0.9
-2 h 291 -0.6
-4 h 282 +1.4
-6 h 292 +0.9
-8 h 292 +0.6
-10 h 289 -0.4
-12 h 284 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 10 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
10/ 5 0.3 3x10^1
10/ 4 0.3 3x10^1
10/ 3 0.5 3x10^1
10/ 2 0.6 2x10^1
10/ 1 1.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/30 09:52 太陽風はかなり低速になっています。明日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。
2012/10/ 1 09:38 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場が大きく南向きに振れていて、磁気圏は大きく乱れそうです。
2012/10/ 2 09:22 太陽風磁場の強い南向きによって、やや大きい磁気嵐が発生しました。現在の磁気圏は穏やかです。
2012/10/ 3 12:24 太陽風は300km/秒台前半と低速です。太陽も静かです。
2012/10/ 4 10:30 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静かです。黒点数のグラフを掲載します。
最新のニュース

2012/10/ 5 11:27 更新
太陽風はとても遅くなっています。アラスカのオーロラ写真をどうぞ。

担当 篠原

アラスカにお住まいの、ミチ 今野さんより、
アラスカのタルキートナ地区で撮影されたオーロラの写真が届きました。
4日前の撮影とのことで、
CMEによる太陽風の乱れがやって来た時のオーロラだと思います。

迫力いっぱいに、送っていただいた原寸のまま掲載します。
湖の写真では、オーロラの帯が美しく水面に映っています。
遠くに見える白い山は、マッキンリーだそうです。

今野さんからは、1月にも写真をいただきました。
今回もどうもありがとうございます。



現在の宇宙天気は、太陽風、太陽ともに穏やかです。

太陽風は、速度が更に下がって、280〜290km/秒と300km/秒台を割っています。
磁場強度も、2〜4nTとゆっくり変化していますが、弱い値です。

磁場の南北成分は、-1nTととても弱い南向きが続きました。
磁気圏への影響は小さいのですが、
AE指数を見ると、これに対応する様な小さな変化が起きています。


SDO衛星AIA193を見ると、
南半球側の中央線近くに、小さめですが、コロナホールがあります。
27日前の前周期の写真には見られなかったコロナホールです。
3〜4日後の10月8〜9日頃に、
太陽風速度の新しい高まりが到来するかもしれません。


太陽は、1582群、1585群など、目立つ黒点はあるのですが、
活動度は低く、フレアは特に発生していません。





アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野


アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野


アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野


アラスカのミチ今野さんにより撮影されたオーロラ。
(c) ミチ 今野


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。