宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/10/ 4 10:30 更新 太陽風は低速で穏やかです。太陽も静かです。黒点数のグラフを掲載します。 担当 篠原 SIDCより、9月の黒点数の平均値は61.5と発表されました。 この半年ほど、60前後で安定しています。 1994年以降の変化を1枚目の図に掲載します。 2009年以降の変化と、前の周期の1997年以降の変化を見比べると、 極小から3年が過ぎて、現在の活動周期は極大に入っている様です。 山の高さはこの程度に留まりそうですが、 活動の高い期間はどのくらいまで続くでしょうか。 NASAの太陽研究グループによる予測図などもご覧ください。 太陽風は、320km/秒と遅い状態が続いています。 ACEのグラフの最後では、速度の値が乱れていますが、 これは、プラズマの密度が減少して、 測定値の誤差が大きくなっているためです。 磁場強度も、3〜4nTと少し弱めです。 磁場の南北成分の振れは小さく、磁気圏は比較的穏やかな状態でしょう。 今日もAE指数のグラフはおかしいままです。 この後も、太陽風は低速の穏やかな状態が続くと思われます。 太陽は、特にフレアの発生もなく穏やかです。 こちらもしばらく静かな状態が続きそうです。 (c) SIDC、(作図 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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