宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 --- ---
10/ 3 --- ---
10/ 2 21:37 C1.6
02:08 C3.6
01:23 C3.4
00:16 C2.3

黒点 10/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1579 4 β ---
1582 5 β C1
1584 2 α ---
1585 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 345 +0.0
-2 h 346 +1.0
-4 h 314 -1.6
-6 h 316 -2.3
-8 h 319 -0.6
-10 h 314 +1.7
-12 h 321 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -10 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
10/ 4 0.3 3x10^1
10/ 3 0.5 3x10^1
10/ 2 0.6 2x10^1
10/ 1 1.2 1x10^2
9/30 2.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/29 11:36 地球方向にCMEが飛び出しています。明後日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。
2012/ 9/30 09:52 太陽風はかなり低速になっています。明日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。
2012/10/ 1 09:38 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場が大きく南向きに振れていて、磁気圏は大きく乱れそうです。
2012/10/ 2 09:22 太陽風磁場の強い南向きによって、やや大きい磁気嵐が発生しました。現在の磁気圏は穏やかです。
2012/10/ 3 12:24 太陽風は300km/秒台前半と低速です。太陽も静かです。
最新のニュース

2012/10/ 4 10:30 更新
太陽風は低速で穏やかです。太陽も静かです。黒点数のグラフを掲載します。

担当 篠原

SIDCより、9月の黒点数の平均値は61.5と発表されました。
この半年ほど、60前後で安定しています。

1994年以降の変化を1枚目の図に掲載します。
2009年以降の変化と、前の周期の1997年以降の変化を見比べると、
極小から3年が過ぎて、現在の活動周期は極大に入っている様です。
山の高さはこの程度に留まりそうですが、
活動の高い期間はどのくらいまで続くでしょうか。
NASAの太陽研究グループによる予測図などもご覧ください。


太陽風は、320km/秒と遅い状態が続いています。
ACEのグラフの最後では、速度の値が乱れていますが、
これは、プラズマの密度が減少して、
測定値の誤差が大きくなっているためです。
磁場強度も、3〜4nTと少し弱めです。

磁場の南北成分の振れは小さく、磁気圏は比較的穏やかな状態でしょう。
今日もAE指数のグラフはおかしいままです。

この後も、太陽風は低速の穏やかな状態が続くと思われます。


太陽は、特にフレアの発生もなく穏やかです。
こちらもしばらく静かな状態が続きそうです。



1994年以降の太陽黒点相対数の月平均値の変化。
(c) SIDC、(作図 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。