宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/30 09:52 更新 太陽風はかなり低速になっています。明日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度が更に下がり続け、 270km/秒とかなり遅い風になっています。 磁場強度も、昨日よりは少し高くなっていますが、 3〜4nTと弱い状態です。 27日周期の図を見ると、セクター境界がやって来て、 太陽風磁場の大まかな方向が「A」から「T」に変わっています。 それとともに、磁場の南北成分が南寄りに振れる様に変わり、 -2nTと小さい振幅の南向きが続いています。 AE指数のグラフの後半に小さな変化が見られているのは、 この磁場の方向の変化によるものでしょう。 昨日お知らせしたCMEによる太陽風の乱れが、 明日くらいに地球に到来すると思われます。 今夜以降、太陽風の変化に注目してください。 磁場の強まりがやって来て、太陽風磁場が大きく南に振れた場合、 オーロラの活動が激しくなったり、磁気嵐が発生する可能性があります。 今夜は中秋の名月で、満月のために空はかなり明るそうですが、 極域ではにぎやかなオーロラを楽しめるかもしれません。 太陽は、北西端近くの1575、1577黒点群の活動度が上がり、 C1の小さな小規模フレアが10回ほど発生しています。 GOES衛星のX線グラフも全体のレベルが少し上がっています。 更に活動度が高まるのかどうか、引き続き注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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