宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/10/ 2 09:22 更新 太陽風磁場の強い南向きによって、やや大きい磁気嵐が発生しました。現在の磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風磁場の強まりは、昨日のニュース以降次第に弱まり、 昨夜のうちに、20nTから10nTへ下がっています。 磁場の南北成分の南向きへの強まりも、 昨日の昼、1日12時(世界時1日3時)以降は北向きに切り替わり、 現在まで継続しています。 このため、磁気圏の大きな乱れもこの頃までとなり、 京都大学のDst指数を参照すると、1日12時(世界時1日3時)に、 -143nTと最大の振れ幅(マイナス方向に変化が強まる)を記録しています。 やや大きい磁気嵐が発生しました。 AE指数は、データのエラーのためにグラフがおかしくなっていますが、 グラフの前半に激しい増減が記録されており、 この時間帯に活発な磁気圏活動が起きていたと考えられます。 昨日は、アラスカのライブカメラでオーロラが現れるのを待っていたのですが、 現地が夜を迎える前に太陽風磁場の南向きが終わってしまい、 期待していた活発なオーロラを見ることはできませんでした。 太陽風の速度は、400km/秒から330km/秒に下がり、 低速の傾向が強まっています。 CMEによる太陽風の乱れは終って、穏やかな風に戻りつつあります。 太陽は、西の端で、 C4.8が2回、その他にC1〜2のフレアが6回ほど発生しています。 活動的な領域は、もうすぐ向こう側に回ってしまうので、 この後の太陽は穏やかになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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