宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
今日、C4.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/28 08:33 C3.7
02:02 C4.4
9/27 --- ---
9/26 02:46 C4.5

黒点  9/28 (NOAA)
磁場 フレア
1575 4 α ---
1576 1 α ---
1577 3 β ---
1578 1 α ---
1579 2 α ---
1580 3 β C5
1581 2 α ---
1582 1 α C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 404 +1.0
-2 h 379 +0.1
-4 h 416 +0.1
-6 h 402 -0.4
-8 h 395 -0.4
-10 h 401 -0.1
-12 h 404 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 7.9 1x10^2
9/28 10.3 2x10^2
9/27 0.9 5x10^2
9/26 0.9 4x10^2
9/25 0.8 5x10^2
9/24 1.0 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/23 14:30 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。
2012/ 9/24 12:27 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。
2012/ 9/25 11:19 新しい黒点が現われています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2012/ 9/26 10:59 C3、C4のフレアが発生しました。太陽風はかなり低速になっています。
2012/ 9/27 09:19 太陽のフレア活動は静穏ですが、黒点は多く見えています。
最新のニュース

2012/ 9/28 12:18 更新
C4、C3のフレアが発生しました。太陽風は穏やかです。

担当 篠原

太陽の南東部に、1579黒点群と1582黒点群と、
同じ様な見え方をする2つの黒点群が並んでいます。
SDO衛星の拡大写真を切り抜いてみました。

この1579群の少し南で、28日2時(世界時27日17時)に、
C4.5と少し大きめの小規模フレアが発生しています。

また、1577群で、28日8時半(世界時27日23時半)に
C3.7の小規模フレアが発生しています。
こちらは弱いCMEが噴出しているかもしれません。

フレアの活動が特に高まっているという感じではありませんが、
C、Mクラスの発生が見られるかもしれません。

また、これらとは別に、SOHO衛星LASCO C3では、
太陽全体を包むように広がるHalo型のCMEが観測されています。
太陽の裏側の現象なので、地球への影響はありません。


太陽風は、速度が420km/秒から380km/秒に少し下がっていますが、
平均的な速度で安定しています。
磁場強度も、5nTから4nTと安定しています。

磁場の南北成分は、北寄りから、0nT付近を推移しています。
磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化していません。


太陽風はこの後も穏やかな状態が続くでしょう。



太陽南東部の1579黒点群(右)と1582黒点群(左)。
(c) SDO (NASA)


SOHO衛星LASCO C3による、太陽の向こう側に向かっているCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。