宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/28 12:18 更新 C4、C3のフレアが発生しました。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 太陽の南東部に、1579黒点群と1582黒点群と、 同じ様な見え方をする2つの黒点群が並んでいます。 SDO衛星の拡大写真を切り抜いてみました。 この1579群の少し南で、28日2時(世界時27日17時)に、 C4.5と少し大きめの小規模フレアが発生しています。 また、1577群で、28日8時半(世界時27日23時半)に C3.7の小規模フレアが発生しています。 こちらは弱いCMEが噴出しているかもしれません。 フレアの活動が特に高まっているという感じではありませんが、 C、Mクラスの発生が見られるかもしれません。 また、これらとは別に、SOHO衛星LASCO C3では、 太陽全体を包むように広がるHalo型のCMEが観測されています。 太陽の裏側の現象なので、地球への影響はありません。 太陽風は、速度が420km/秒から380km/秒に少し下がっていますが、 平均的な速度で安定しています。 磁場強度も、5nTから4nTと安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りから、0nT付近を推移しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化していません。 太陽風はこの後も穏やかな状態が続くでしょう。 (c) SDO (NASA) SOHO衛星LASCO C3による、太陽の向こう側に向かっているCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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