宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:36)
昨日、C4.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/29 --- ---
9/28 08:33 C3.7
02:02 C4.4
9/27 --- ---

黒点  9/29 (NOAA)
磁場 フレア
1575 6 α ---
1576 1 α ---
1577 4 β C4
1579 3 β C4
1580 2 α ---
1582 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 311 +2.2
-2 h 312 +1.3
-4 h 314 +0.2
-6 h 327 +1.4
-8 h 338 +1.2
-10 h 341 +1.8
-12 h 334 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 579 -/ -
-2 h 824 -/ -
-4 h 805 -/ -
-6 h 805 -/ -
-8 h 779 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 4.0 2x10^2
9/29 6.0 3x10^2
9/28 28.4 2x10^2
9/27 0.9 5x10^2
9/26 0.9 4x10^2
9/25 0.8 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/24 12:27 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。
2012/ 9/25 11:19 新しい黒点が現われています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2012/ 9/26 10:59 C3、C4のフレアが発生しました。太陽風はかなり低速になっています。
2012/ 9/27 09:19 太陽のフレア活動は静穏ですが、黒点は多く見えています。
2012/ 9/28 12:18 C4、C3のフレアが発生しました。太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2012/ 9/29 11:36 更新
地球方向にCMEが飛び出しています。明後日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。

担当 篠原

太陽風は、速度が更に低下して、
300km/秒とだいぶ遅くなっています。
磁場強度も、2〜3nTに弱まっていて、
太陽風は穏やかな風になっています。

磁場の南北成分は北寄り(プラス側)で推移していて、
磁気圏はとても静かで、AE指数は全く変化していません。


昨日お知らせした、28日8時半(世界時27日23時半)に
1577群で発生したC3.7の小規模フレアに伴って、
CME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C3による動画を掲載します。

地球方向に向かって噴出しているため、
太陽全体を包むように白いガスが広がって見えています。

地球まで3日程度でやって来ると考えると、
10月1日の午前あたりに到来するかもしれません。
30日の夜以降の太陽風データに注目してください。

速度の変化はあまり大きくないだろうと思いますが、
磁場強度が高まって、大きく南向きに振れることによって、
活発なオーロラ活動を起こす可能性があります。
北極域もオーロラの季節を迎えていて、両極の変化が楽しみです。


現在の太陽は穏やかで、フレアは特に発生していません。



SOHO衛星 LASCO C3による、地球方向に進んでいるハロー型CMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。