宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 9/29 11:36 更新 地球方向にCMEが飛び出しています。明後日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度が更に低下して、 300km/秒とだいぶ遅くなっています。 磁場強度も、2〜3nTに弱まっていて、 太陽風は穏やかな風になっています。 磁場の南北成分は北寄り(プラス側)で推移していて、 磁気圏はとても静かで、AE指数は全く変化していません。 昨日お知らせした、28日8時半(世界時27日23時半)に 1577群で発生したC3.7の小規模フレアに伴って、 CME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C3による動画を掲載します。 地球方向に向かって噴出しているため、 太陽全体を包むように白いガスが広がって見えています。 地球まで3日程度でやって来ると考えると、 10月1日の午前あたりに到来するかもしれません。 30日の夜以降の太陽風データに注目してください。 速度の変化はあまり大きくないだろうと思いますが、 磁場強度が高まって、大きく南向きに振れることによって、 活発なオーロラ活動を起こす可能性があります。 北極域もオーロラの季節を迎えていて、両極の変化が楽しみです。 現在の太陽は穏やかで、フレアは特に発生していません。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |