宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/26 10:59 更新 C3、C4のフレアが発生しました。太陽風はかなり低速になっています。 担当 篠原 太陽の黒点群が増えています。 北東から1580群が上がってきて、中央部には1581群が出現しました。 また、南東の端にももう一つ新しい黒点が見えています。 黒点群番号の表示をさせると、なかなかにぎやかです。 中央部北半球側の1575群、1577群のあたりは、 東西に一列に黒点が並んでいます。 この辺りの可視光写真と磁場写真を切り抜いて並べてみました(1枚目の写真)。 磁場の分布をみると、黒点の並びの更に左にも強まりが続いていて、 一直線に白黒白黒・・・と並んでいます。 これは磁石のN極S極N極S極・・・という並びです。 上の可視光の写真と見比べると、 どの黒点がNなのか、Sなのかを見つけることもできます。 気付いてみると、黒点の出現緯度もだいぶ低くなって、 赤道に近づいてきました。 活動周期の極大期の中盤を迎えていることを実感します。 黒点の出現緯度の長期変化は、 SIDCのこのページの下の図をご覧ください。 太陽は、昨日の昼に、1577群でC3.6、 昨夜、1580群でC4.5のフレアが発生しています。 この他にも、C1のフレアが4回ほど起きていて、 少しにぎやかになっています。 東から現れた新しい領域など、この後も活動に注目してください。 太陽風は、大きく速度が下がって、320km/秒とかなり遅い風になっています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。 穏やかな状態はこのまましばらく続きそうです。 SDO衛星の可視光と磁場写真による、北半球の黒点の並び。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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