宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 9/23 14:30 更新 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下して、 380km/秒とやや低速の状態で安定しています。 磁場強度は、3〜4nTと弱まったままです。 太陽風は穏やかな風が続いています。 27日周期の変化で考えると、 前の周期と比べて、高速太陽風の領域は縮小してしまった様です。 磁気圏も静穏で、 AE指数のグラフを見ると、 前半に、太陽風磁場の南向きに対応して、 400nTほどの小規模の変化が発生してますが、 以降はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 コロナホールは特に見られず、 しばらくは穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽の活動も穏やかです。 1575黒点群の左に1577黒点群が出現しましたが、 フレア活動は特になく、落ち着いています。 GOES衛星のX線グラフでは、B9の小さな変化が起きていますが、 これは太陽の東端の向こう側で起きた現象です。 鹿児島高専の夏休みは今日までです。 明日から学生達が学校に戻ってきて、にぎやかになります。 2週目から後期の授業になるのですが、 今期は、水曜日の更新がたいへんになりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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