宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/22 --- ---
9/21 --- ---
9/20 01:26 C1.2
00:03 C2.6

黒点  9/22 (NOAA)
磁場 フレア
1569 1 α ---
1571 3 β ---
1573 2 α ---
1574 2 β C1
1575 4 β ---
1576 2 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 471 -0.1
-2 h 478 -0.3
-4 h 479 -0.5
-6 h 490 -0.6
-8 h 504 +2.3
-10 h 510 +1.6
-12 h 539 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -35 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -35 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -42 -/ -
-12 h -55 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/22 0.3 5x10^2
9/21 0.3 2x10^2
9/20 0.4 9x10^2
9/19 0.4 6x10^2
9/18 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/17 11:32 太陽は静かです。太陽風も、400km/秒台前半と穏やかです。
2012/ 9/18 13:04 太陽の東端でフレアが起きています。太陽風は穏やかです。
2012/ 9/19 12:05 太陽の東端から新しい黒点が現われました。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 9/20 13:32 太陽風の磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が活発になりました。
2012/ 9/21 12:59 高速の太陽風が到来しました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2012/ 9/22 14:41 更新
太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は概ね穏やかです。

担当 篠原

太陽のフレア活動は穏やかです。
昨夜に、太陽の中心付近の、
黒点は見えませんが、SDO衛星AIA193の写真で明るく見えている領域で、
B8.7の小さなフレアが発生した程度です。

1575群、1576群はどちらも特に活動は見られません。

一方、SOHO衛星のLASCO C3カメラでは、
1日ほどの間に、2つのきれいなCME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。

1つめは、太陽全体を包むように、美しいガスの白い輪が広がって行きます。
2つめは、太陽の北半分を中心に、
ガスのかたまりが吹き飛んで行くような見え方です。
STEREO衛星のデータを調べると、どちらも太陽の裏側の現象です。
向こう側に活発に活動している領域がある様です。

どちらのCMEも、地球への影響はありません。


太陽風の速度は、昨夜から再び上昇して、550km/秒の高速風になりました。
しかし、半日くらいしか持たずに500km/秒台を割り、
現在は470km/秒とやや高速の風です。

磁場強度には目立った変化はなく、
一旦、5nTと平均的な強さに戻ったくらいです。
現在は、3nTと弱まっています。

磁場の南北成分は、0nT付近から比較的北寄りに推移しています。
このため、磁気圏への影響は小さく、
AE指数は小規模の変化が2回記録されている程度です。


太陽風の変化はこれで終わりなのか、もう少し続くのか、
27日周期の図を参考にすると、
もうしばらく推移を見る必要がありそうです。



SOHO衛星LASCO C3による、2つのCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。