宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 9/18 13:04 更新 太陽の東端でフレアが起きています。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 太陽は、西の端の1567黒点群でC1.1、 南東の端でC1.5、北東の端でC2.1と、 端の方ばかりで小さなフレアが発生しています。 太陽の東の端には、南北にそれぞれ活動的な領域がある様で、 GOES衛星X線カメラの写真を掲載しますが、 左側の端に、上下に明るい領域が並んでいます。 今後、こちら側にどんな領域がやって来るでしょうか。 太陽の南西にある3つの黒点群は、小さくなっている印象です。 太陽風は、穏やかな状態が続いています。 速度は、440km/秒から400km/秒へ下がり、現在は420km/秒付近です。 磁場強度が4nTから7nTへやや強まる変化が見られる程度です。 CMEの影響は特に見られないままになるのでしょうか。 磁気圏も概ね静穏でしたが、 現在の太陽風磁場の南北成分が、南寄りに-3nTほどで推移しているため、 現在、オーロラの活動がやや強まっているかもしれません。 SDO衛星AIA193を見ると、 小さなコロナホールがちょうど太陽の中心に来ています。 3日後の、21日頃の太陽風に影響が見られそうです。 その様子は、27日周期の図の前周期、 8月25日以降の変化で見ることができます。 この頃と比べると、コロナホールは少し小さくなっていて、 太陽風の影響も弱まるかもしれません。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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