宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/19 --- ---
9/18 18:36 C1.3
9/17 22:49 C2.1
20:34 C1.5

黒点  9/19 (NOAA)
磁場 フレア
1569 4 β ---
1571 2 α ---
1573 2 β ---
1574 1 α ---
1575 2 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 374 -3.2
-2 h 398 +1.7
-4 h 384 +2.2
-6 h 398 +5.1
-8 h 397 +5.2
-10 h 368 +1.1
-12 h 367 -2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
9/19 0.3 6x10^2
9/18 0.4 1x10^3
9/17 0.4 2x10^3
9/16 0.3 1x10^3
9/15 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/14 12:19 太陽風は平均的な速度です。太陽でフィラメント噴出が発生しています。
2012/ 9/15 12:44 太陽風は平均的な速度で安定しています。今後、太陽風の速度が高まりそうです。
2012/ 9/16 12:14 太陽風は穏やかですが、今後、コロナホールやCMEの影響が始まりそうです。
2012/ 9/17 11:32 太陽は静かです。太陽風も、400km/秒台前半と穏やかです。
2012/ 9/18 13:04 太陽の東端でフレアが起きています。太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2012/ 9/19 12:05 更新
太陽の東端から新しい黒点が現われました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽の東端から、南北に揃って黒点群が顔を出しました。
SDO衛星による可視光の拡大写真を掲載します。

北半球の黒点群には、1575群という番号が付けられましたが、
その向こう側にも黒点が見えていて、
もう一つ別の群があるのかもしれません。
1575群は、昨夜、18日19時(世界時18日10時)に、
C1.3の小規模フレアを起こしています。

これらの黒点群は、今後、どのような活動を起こすでしょうか。


太陽風は、平均的な状態が続いています。
速度は、420〜370km/秒の間をゆっくりと変化し、
磁場強度も5〜7nTの間で安定しています。

磁場の南北成分は、(日本時間で)昨日いっぱいは南寄りの状態が続き、
-2〜-3nTと弱い南向きになっていました。
このため、AE指数は300nTから600nTの小規模の変化が発生しています。

今日に入った頃から、磁場は北寄りになり、磁気圏も静まっています。
ただ、最新のデータでは、再び南向きに変わっていて、
今後、再び弱いオーロラの活動が見られるかもしれません。


SDO衛星のAIA193では、
太陽の中心部のコロナホールが西半球に入っています。
明後日くらいから、この領域の影響が始まりそうです。
27日前の太陽風の速度は、600km/秒を超えるくらいに高まりました。



SDO衛星の可視光写真による、太陽の東端の南北に現われた黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。