宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/20 13:32 更新 太陽風の磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が活発になりました。 担当 篠原 20日0時(世界時19日15時)頃から、太陽風磁場の乱れがやって来ました。 磁場強度が5nTから12nTくらいへ強まるとともに、 南北成分は-10nTと大きく南向きに振れました。 変化は半日近く続き、磁気圏に活発なオーロラの活動を起こしています。 南極の昭和基地で20日8時(世界時19日23時)頃に観測されたオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 10秒間隔の写真で活発な変化が美しく撮影されています。 動画のファイルサイズがだいぶ大きくなってしまいますが、 1時間にわたるオーロラの変化をご覧ください。 過去の記録を見ると、昭和基地のオーロラを紹介できるのも残り1ヶ月です。 磁気圏の活動度を表すAE指数は、 800nTから1000nTに達する変化を記録しています。 太陽風の速度は、380km/秒から450km/秒に上がる変化をしましたが、 現在はまた400km/秒近くに下がっています。 一方、磁場強度は現在も10nTに強まった状態が続き、 セクター境界がやってきて、 磁場の大まかな方向が「A」から「T」に切り替わるなどの変化も見られています。 27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、 このままコロナホールによる高速の太陽風に変わって行くのかもしれません。 太陽は、南東(左下)の黒点に、1576群という番号が付きました。 この1576群がC2.6、C1.2と2つの小規模フレアを起こした程度で、 太陽の活動は穏やかです。 南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影された活発なオーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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