宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 9/16 12:14 更新 太陽風は穏やかですが、今後、コロナホールやCMEの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、440km/秒から380km/秒へ少し速度が下がっています。 弱い太陽風の高まりは、一旦、終りつつある様です。 しかし、この後は、太陽の南半球側に見えるコロナホールの影響が 地球に及び始める可能性があります。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で、 太陽の南西部に見えている小さなコロナホールの影響です。 これから、太陽風の速度が上がり、磁場が南寄りに振れるなどして、 磁気圏のオーロラ活動が活発化する可能性があります。 また、AIA193では、中央部の南側や東寄りにもコロナホールがあります。 南のコロナホールは緯度が高すぎるようですが、 東側のものを含めて、今後1週間程、 様々な変化が太陽風に見られるかもしれません。 また、CMEの影響も近づいていると思われます。 到来は明日くらいになりそうですが、 太陽風磁場の強まりに注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが、南北に変化しています。 このため、磁気圏でも弱い活動が発生しているようで、 AE指数には小さな変化があちこちに見られます。 太陽は、GOES衛星のX線グラフに Bクラスの小さな変化が連続して発生しています。 これは、太陽の北東の端(左上)と北西の端(右上)で発生したものです。 北東からは新しい活動領域が近づいている様です。 また、北西は沈みかけの1566群で起きたものです。 中央部に見えている1569、1571黒点群はどちらも穏やかです。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |