宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/13 15:18 更新 太陽風の小さな乱れが到来しています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 今朝、13日4時(世界時12日19時)頃から、 太陽風の弱い乱れが始まりました。 磁場強度は、5nTを超えて、やがて15nT近くまで強まりました。 続いて速度も高まりましたが、 かなり遅い300km/秒だったのが、 平均的な400km/秒へ上がったくらいです。 磁場強度の高まりに伴って、磁場が南向きに振れるなどして、 活発なオーロラが発生しています。 南極の昭和基地の全天カメラで、 世界時13日0時頃に撮影された動画を掲載します。 空全体でオーロラが美しく活動しています。 この太陽風の乱れは、一昨日くらいまで太陽コロナ写真で見えていた、 小さなコロナホールの影響かもしれません。 始まって半日ほど経った現在、磁場強度は既に7nTくらいに下がり、 速度も350km/秒と低速の状態に戻っています。 太陽は、東の端の1569、1571黒点群が目立っていますが、 あまり活動的ではなく、フレアの発生は少なくなっています。 GOESのX線グラフでは、最後にC2のフレアが発生していますが、 これは西の端の向こう側で起きたフレアです。 太陽の活動はしばらく静かになりそうです。 今日は鹿児島から更新しています。 まだまだ昼は暑いことと、駐車場の車の降灰ぶりに驚いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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