宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:06)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/12 10:01 C2.0
06:49 C4.1
05:54 C2.9
9/11 19:26 C2.1
10:00 C3.5
08:43 C6.0
06:14 C2.2
9/10 21:48 C3.1
19:18 C1.6
06:24 M1.2

黒点  9/12 (NOAA)
磁場 フレア
1564 4 β M1
1566 3 α ---
1567 4 β C2
1568 4 β ---
1569 8 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:56 281 +1.1
-2 h 281 -1.5
-4 h 298 -2.0
-6 h 291 -2.3
-8 h 299 -1.4
-10 h 301 -0.4
-12 h 321 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
16:30 15 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 14 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
9/12 0.3 3x10^3
9/11 0.3 3x10^3
9/10 0.4 3x10^3
9/ 9 1.2 4x10^3
9/ 8 0.9 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/ 7 15:39 太陽風の磁場の強まりは終わり、平均的な風に戻っています。ペルーの写真をどうぞ。
2012/ 9/ 8 14:02 太陽風磁場が長時間南向きになり、中規模の磁気圏活動が続いています。
2012/ 9/ 9 14:59 太陽風は平均的な状態です。M1のフレアが発生しました。
2012/ 9/10 15:14 太陽風は低速です。昭和基地からのオーロラ写真をご覧下さい。
2012/ 9/11 12:16 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。Cクラスのフレアが発生しています。
最新のニュース

2012/ 9/12 15:57 更新
1564黒点群は西に沈みました。太陽風はかなり低速です。
2012/ 9/12 16:06 追加 
SDO AIA193の太陽コロナ写真

担当 篠原

太陽では、1564黒点群が西の端に沈んでいきました。
その直前、昨夜、11日20時(世界時11日11時)にC2.1、
そして、今朝、12日7時(世界時11日22時)にC4.1と、
Cクラスのフレアを起こしています。

C4のフレアでは、
CMEも噴き出しているかもしれません。
地球からは横向きなので、影響はありません。

一方、南東の端には、
1569群とその次の黒点群が見えていますが、
今のところ特に活動的ではないようです。


太陽風は、速度が300km/秒から280km/秒に下がり、
かなり低速の風になっています。
磁場強度は、3〜4nTと弱めです。

磁気圏も静穏で、
AE指数はほとんど変化していません。

ただ、磁場の南北成分は弱い南寄りになっているので、
ある程度のオーロラ活動は起きていて、
昭和基地の全天カメラでは、淡いオーロラが写っています。

太陽風は、今後も穏やかな風が続きそうです。



先ほど、ヒューストン経由で、
無事に成田に着きました。
リマを出てから26時間かかりました。
日本は蒸し暑いです!
暑さの違いに、体が驚いています。

今夜の便で鹿児島へ帰るので、
旅行としてはまだ6時間残っています。

2012/ 9/12 16:06 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります
ちょうど真っ黒な写真が載ってしまったので、
追加します。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

2012/ 9/12 16:06 追加

SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子。
(c) SDO (NASA)



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。