宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/ 8 14:02 更新 太陽風磁場が長時間南向きになり、中規模の磁気圏活動が続いています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の磁場は-5〜-7nTと南向きに振れ続けました。 そのため、磁気圏の活動度が高まり、 AE指数は500〜700nTと中規模の変動が1日中続いています。 極域では活発なオーロラ活動が続いた様です。 南極の昭和基地の全天カメラ画像の別々の時間から3枚掲載します。 動画で紹介できないのが残念ですが、にぎやかな活動が長時間見られた様です。 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、最新のところでは0nT付近に変わっています。 今後はどちら向きの傾向になるでしょうか。 SDO衛星AIA193を見ると、太陽コロナの様子は、 中心部の北半球側に小さなコロナホールがある程度です。 3日後くらいに弱い影響があるかもしれませんが、 全体的には太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽のフレア活動は、西の端に没していった1560黒点群で、 C3.7などのフレアが起きていますが、 こちら側に残っている1562、1564群では、 C1の小さなフレアが起きている程度です。 この後の太陽の活動は、より穏やかになりそうです。 今日は、リマの南300kmのイカにいます。 別の磁力計の様子を見るためです。 ホテルにWi-Fiのサービスがあったので、なんとか更新できました。 ただ、回線が細くて不安定なので、 動画やこちらの写真を紹介することはできませんでした。 ちょっと曖昧な記憶なのですが、12年前に初めて来たときのイカの町は、 小さな田舎の町という印象だったのですが、 今回来てみると立派な地方都市に変わっていました。 リマの町もそうでしたが、急速に発展して、 とても活気付いている印象です。 (c) 国立極地研究所 南極の昭和基地の全天カメラによるオーロラの様子。世界時7日20時。 (c) 国立極地研究所 南極の昭和基地の全天カメラによるオーロラの様子。世界時8日0時半。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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