宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/ 6 15:11 更新 太陽風の速度は下がりましたが、磁場強度は高まっています。M1.6のフレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒の高速風からゆっくりと下がって、 430km/秒と平均的な速さの風になっています。 磁場強度は、一旦、3nTくらいまで弱まったのですが、 再び強まって、10nTと強まった状態に戻っています。 磁場の南北成分は、昨日以降、0nT付近で変化していましたが、 磁場強度の再度の上昇以降は、北向きに強まっていて、 現在は+10nTです。 このため、磁気圏の活動は比較的穏やかだった様ですが、 AE指数のグラフは、データのエラーが混じっている様で、 図の真ん中は変な形でグラフが太くなっています。 図の最後は変化が小さくなっていますが、 これは、磁場が北向きに振れているためです。 現在は、磁場強度が高まっているので、 南北成分が南向きに反転すると、磁気圏の活動を強める可能性があります。 また、SDO衛星AIA193では、中央の北半球側に小さなコロナホールがあります。 明後日くらいの太陽風に、弱い影響が見られるかもしれません。 太陽では、6日13時(世界時6日4時)に、西の端近くの1560黒点群で M1.6の中規模フレアが発生しました。 その他にもC1〜2の小さなCクラスフレアが数回発生していますが、 全体のX線強度は少し低下していて、太陽の活動は弱まっている様です。 GOES-15衛星のX線カメラによるC1.6フレアの瞬間。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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