宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:11)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 6 13:07 M1.6
12:11 C1.8
11:30 C2.4
10:50 C1.9
9/ 5 16:08 C7.2
12:22 C6.1
9/ 4 16:08 C2.3
13:54 C2.7
08:19 C2.9
06:51 C2.3

黒点  9/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1560 13 βγδ M2
1562 5 β ---
1564 32 βγ C7
1565 4 β C2
1566 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:07 443 +9.5
-2 h 449 +10.1
-4 h 460 -1.5
-6 h 441 -3.5
-8 h 458 +1.4
-10 h 453 +0.8
-12 h 472 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -20 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
9/ 6 0.8 4x10^2
9/ 5 2.5 2x10^2
9/ 4 12.4 8x10^1
9/ 3 39.8 3x10^2
9/ 2 59.9 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/ 1 12:56 C8.4の小規模フレアが発生し、激しいCMEを起こしています。動画をご覧ください。
2012/ 9/ 2 07:38 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2012/ 9/ 3 12:12 太陽風磁場の南向きが長時間続き、磁気圏活動が強まっています。
2012/ 9/ 4 11:22 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場が強く南を向き、活発なオーロラを起こしています。
2012/ 9/ 5 15:39 太陽風の磁場が南向きに強まり、オーロラの活動が強まりました。太陽風は高速風になっています。
最新のニュース

2012/ 9/ 6 15:11 更新
太陽風の速度は下がりましたが、磁場強度は高まっています。M1.6のフレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒の高速風からゆっくりと下がって、
430km/秒と平均的な速さの風になっています。

磁場強度は、一旦、3nTくらいまで弱まったのですが、
再び強まって、10nTと強まった状態に戻っています。

磁場の南北成分は、昨日以降、0nT付近で変化していましたが、
磁場強度の再度の上昇以降は、北向きに強まっていて、
現在は+10nTです。


このため、磁気圏の活動は比較的穏やかだった様ですが、
AE指数のグラフは、データのエラーが混じっている様で、
図の真ん中は変な形でグラフが太くなっています。

図の最後は変化が小さくなっていますが、
これは、磁場が北向きに振れているためです。


現在は、磁場強度が高まっているので、
南北成分が南向きに反転すると、磁気圏の活動を強める可能性があります。

また、SDO衛星AIA193では、中央の北半球側に小さなコロナホールがあります。
明後日くらいの太陽風に、弱い影響が見られるかもしれません。


太陽では、6日13時(世界時6日4時)に、西の端近くの1560黒点群で
M1.6の中規模フレアが発生しました。

その他にもC1〜2の小さなCクラスフレアが数回発生していますが、
全体のX線強度は少し低下していて、太陽の活動は弱まっている様です。




GOES-15衛星のX線カメラによるC1.6フレアの瞬間。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。