宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:38)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 2 03:53 C2.2
03:23 C2.9
9/ 1 09:28 C3.4
04:37 C8.4
01:04 C2.1
8/31 23:06 C2.2
18:04 C1.9
16:12 C2.9
09:22 C2.0
06:28 C3.8
04:43 C2.8
03:59 C2.0

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1553 9 β C2
1554 9 β C3
1555 4 β ---
1559 1 α ---
1560 15 βγ C3
1561 7 β ---
1562 2 β C8
1563 4 β C4
1564 3 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:26 317 -2.9
-2 h 357 -1.3
-4 h 393 +0.2
-6 h 332 -1.7
-8 h 330 -0.9
-10 h 324 -2.1
-12 h 318 -3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 50 -/ -
-2 h 53 -/ -
-4 h 48 -/ -
-6 h 58 -/ -
-8 h 56 -/ -
-10 h 62 -/ -
-12 h 71 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 31 6x10^2
9/ 2 44 7x10^2
9/ 1 27 2x10^3
8/31 0 2x10^3
8/30 0 2x10^3
8/29 0 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 8/28 09:01 太陽風の速度は下がりつつあります。太陽の活動も穏やかです。
2012/ 8/29 12:58 太陽風は500km/秒の高速風に戻っています。太陽は小さな活動が起きています。
2012/ 8/30 10:59 太陽の東端でCクラスのフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2012/ 8/31 10:58 太陽の南西から新しい黒点が現われ、M1.3のフレアが発生しました。
2012/ 9/ 1 12:56 C8.4の小規模フレアが発生し、激しいCMEを起こしています。動画をご覧ください。
最新のニュース

2012/ 9/ 2 07:38 更新
太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日発生したC8.4フレアに伴うフィラメント噴出の様子を、
SDO衛星AIA304で拡大した動画を掲載します。
また、SOHO衛星LASCO C3を昨日よりも後の時間まで動画にしました。

Spaceweather.comでも、SDO衛星による動画を掲載しています。
ぜひご覧ください。

このCMEによる太陽風の乱れは、
明後日、9月4日頃に地球に到来するのではないかと思います。
フレアの規模としてはCクラスだったことや、
CMEの中心は地球から斜め方向に噴き出していることから、
あまり大きな太陽風の乱れにはならないのではないかと思います。

強い磁場が流れてきて、それが大きく南を向くことで、
活発なオーロラ活動をもたらす可能性があります。

また、太陽放射線(高速の陽子)が増加しています。


太陽では、C1〜3の小規模フレアが数回発生しています。
今後も小中規模のフレアを起こす可能性があります。


太陽風は、300〜320km/秒とかなり遅い速度で安定しています。

一方、磁場強度が7nTにやや強まっています。
27日周期の図を見ると、セクター境界を越えたことと関係した変化のようです。

AE指数は、データエラーのために太くなっていますが、
磁気圏は静穏です。
磁場の南きが少し強まって、一か所だけオーロラ活動が強まっています。



SDO衛星のAIA304による、C8.4フレアとフィラメント噴出の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。