宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 9/ 2 07:38 更新 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日発生したC8.4フレアに伴うフィラメント噴出の様子を、 SDO衛星AIA304で拡大した動画を掲載します。 また、SOHO衛星LASCO C3を昨日よりも後の時間まで動画にしました。 Spaceweather.comでも、SDO衛星による動画を掲載しています。 ぜひご覧ください。 このCMEによる太陽風の乱れは、 明後日、9月4日頃に地球に到来するのではないかと思います。 フレアの規模としてはCクラスだったことや、 CMEの中心は地球から斜め方向に噴き出していることから、 あまり大きな太陽風の乱れにはならないのではないかと思います。 強い磁場が流れてきて、それが大きく南を向くことで、 活発なオーロラ活動をもたらす可能性があります。 また、太陽放射線(高速の陽子)が増加しています。 太陽では、C1〜3の小規模フレアが数回発生しています。 今後も小中規模のフレアを起こす可能性があります。 太陽風は、300〜320km/秒とかなり遅い速度で安定しています。 一方、磁場強度が7nTにやや強まっています。 27日周期の図を見ると、セクター境界を越えたことと関係した変化のようです。 AE指数は、データエラーのために太くなっていますが、 磁気圏は静穏です。 磁場の南きが少し強まって、一か所だけオーロラ活動が強まっています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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