宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 8/28 09:01 更新 太陽風の速度は下がりつつあります。太陽の活動も穏やかです。 担当 篠原 高速の太陽風は終わりに近付いている様です。 昨夜、27日22時(世界時27日13時)頃まで、 600km/秒台と高い速度が続いていましたが、 その後低下が始まり、今朝になって500km/秒を割りつつあるところです。 磁場強度も4nTとやや弱めの状態になっていて、 高速太陽風の領域は通り過ぎようとしています。 太陽風磁場の南北成分は0nT付近で変化しています。 強度が下がっていることもあり、大きく振れることもありませんでした。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは小さな変化が時々見られる程度でした。 太陽では、1556、1557、1558と3つの黒点群が新しく現われました。 しかし、どれも小さな黒点で、 掲載の可視光写真ではほとんど見つけることができません。 フレアの活動は、Bクラスの小さな変化があちこちで起きていますが、 特に大きくなる様子は、今のところ見られません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |