宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/12 11:50 更新 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速風で安定しています。 担当 篠原 昨夜、11日21時(世界時11日12時)に、 南西(右下)の端近くの1540でM1.0の中規模フレアが発生しました。 その様子を、SDO衛星AIA171の動画で紹介します。 このカメラでは、フレア後のポストフレアループの輝きがとてもきれいに見えます。 長時間型のフレアですが、CMEはあまり噴き出していない様です。 SOHO衛星の動画では弱いガスの広がりが見える程度でした。 太陽の活動は、全体としては下がっているようです。 M1以外のフレアは、C1とC2が1回ずつ発生した程度です。 X線グラフも、全体的な強度は低下しています。 10日から11日にかけて、太陽の北極付近で、 プロミネンスの美しい変動が起きていました。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 最後にバランスが崩れて噴き上がって行く様子がとても雄大です。 太陽風は、330km/秒前後と低い速度で安定しています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な大きさです。 太陽風磁場の南北成分は、-3nTと弱い南向きになっていますが、 速度も低いためか、磁気圏への影響は小さく、 AE指数はほとんど変化していません。 今朝、12日6時半(世界時1日21時半)に、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、セクター境界がやって来ました。 27日周期の図を見ると、「A」から「T」に切り替わっています。 しかし、太陽風には特に大きな変化はありませんでした。 太陽風は、今後も穏やかな状態が続きそうです。 今日は、「一日体験入学」として中学生対象のオープンキャンパスです。 未来の受験生(になって欲しい・・・)たちが、たくさん見学に来ています。 昨日に続いて夏休みらしく過ごしています。 SDO衛星AIA171カメラによる、M1.0フレアとポストフレアループの様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の北極付近のプロミネンスの活動。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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