宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/ 8 14:46 更新 太陽風に弱い変化が到来して、オーロラの活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風に弱い変化がやって来ました。 ACE衛星の観測によると、8日6時(世界時7日21時)に、 太陽風のプラズマの密度が、1個/cm^3から10個/cm^3程度に増加し、 磁場強度も、5nTから10nT前後に強まっています。 4日のCMEの影響が地球へやって来たのかもしれません。 この変化の最初で、太陽風の磁場が、 -5nTほどですが南向きに強まっています。 この影響で、この時間帯にオーロラの活動が強まりました。 AE指数のグラフでは、500〜800nTほどの中規模の変動になっています。 南極の昭和基地でも美しいオーロラの活動が観測されました。 全天カメラによる動画をご覧ください。 空全体を覆うように、美しいオーロラが発生しています。 太陽風の磁場は、現在も8nTと強まっていますが、 南北成分は0nT付近に下がっていて、 オーロラの活動はその後は弱まっています。 磁場が再び南向きに振れる様になると、 オーロラの活動も再度高まるでしょう。 今回の太陽風の乱れは、もうしばらくすると終わりそうです。 その後は、また穏やかな風が続くでしょう。 太陽は、南東の1542黒点群で C1〜C4の小規模フレアが頻繁に発生しています。 X線のグラフは、これらのフレアによる突起が多数見えています。 北東の端から上がってきた黒点群には、 1543黒点群と番号が付けられましたが、 こちらでは特に活動は起きていないようです。 中央付近の1538、1539群も落ち着いてしまって、 1542群だけががんばっている印象です。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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