宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/ 9 09:15 更新 太陽ではCクラスフレアの発生が続いています。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 2ヶ月ぶりに黒点数の推移を紹介します。 7月の平均値は 66.5 とSIDCから発表されました。 グラフに描くと、今期の長期変化に沿った値になっています。 太陽の活動周期は、既に最大を迎えている様です。 山の高さは半分に縮んでいますが、2009年から現在までの変化は、 1周期前の1997年から2000年の変化によく似ています。 もう1〜2年程度頂点が続いて、その後ゆっくりと低下に向かうのかもしれません。 先月は、上旬にフレアがとても活発だった時期がありましたが、 あの様な激しい活動があと何回見られるでしょうか。 太陽は、南西の1542群でぽつぽつとCクラスフレアの発生が続いています。 最大は、昨夜、8日20時(世界時8日11時)のC4.9で、 その他に、C1の小さなフレアを5回ほど起こしています。 全体としては、活動度は下がり気味の印象です。 太陽風は、速度は400km/秒台を割って、 370km/秒と低速の風になっています。 磁場強度は7nTと、まだ少し強まった状態です。 磁場の南北成分は、図の前半では比較的北寄りに推移し、 後半は弱い南向きになっています。 磁気圏の活動も弱く、AE指数は小さな変化が見られる程度です。 太陽風はこの後も穏やかで、磁気圏も概ね静穏な状態が続きそうです。 鹿児島高専は、今日まで期末試験です。 普段と時間経過が異なるので、記事の更新も遅れることが多くなりました。 この週末から夏休みに入ります。 外は蝉の鳴き声のシャワーです。 学生達は飛び出したくてうずうずしているでしょう。 (c) SIDC、(作図 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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