宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/ 7 13:04 更新 Mクラスのフレアを起こした黒点群が東から上がってきました。 担当 篠原 昨日動画で紹介した太陽の東端のフレアは、 その後も発生が続き、6日13時半(世界時6日4時半)のM1.6の中規模フレアを最大として、 C6.3、C2.3、C2.8や、C1のフレアをいくつも起こしています。 昨日に続いて、SDO衛星AIA131の動画でその様子を紹介します。 太陽の左端が、ちかちかと何度も輝いています。 現在の可視光写真では、この領域には黒点が見えています。 1542黒点群と番号が付けられました。 X線のグラフを見ると、昨夜以降はフレアの発生は減っていますが、 この後も活動の強まりに注目してください。 太陽面では、北東の端(左上)からも新しい黒点群が姿を現しています。 太陽風は、速度が350km/秒から400km/秒に上がり、 平均的な速度に戻っています。 磁場強度も5nTと平均的な強さです。 そして、太陽風磁場の南北成分は-3nTほどの南寄りになっています。 このため、磁気圏のオーロラ活動はやや強まり、 AE指数は500〜700nTくらいの中規模の変化が頻繁に発生しています。 太陽風は、基本的にはこの後も穏やかな風が続きそうですが、 4日に発生したCMEの影響が、今夜か明日くらいに、 ある程度到来する可能性があります。 大きな変化にはならないと思いますが、磁場が南向きに強まる変化がやって来ると、 オーロラの活動が活発化するでしょう。 SDO衛星のAIA131カメラによる、太陽の東端で次々に発生するフレア。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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