宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 8/ 4 15:01 更新 Cクラスフレアが続いています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽で、C1〜C3程度と小さいCクラスフレアの発生が続いています。 昨日の午後から、C2.8、C1.4、C1.4、C3.0、C1.3、C2.7と起きていて、 GOES衛星のX線グラフはぎざぎざの変化が目立っています。 発生地点は、北半球中央部の1535群が最も多く、 その他に1538、1539、1540群と、南西の黒点群で発生しています。 SDO衛星の可視光動画を見ると、 これらの群では、黒点の形の変化も目立っていて、 この後も小中規模のフレア活動が続く可能性があります。 太陽風は、速度は480km/秒から400km/秒に下がり、平均的な速さです。 磁場強度は2nTに下がっていて、平均からだいぶ弱まっています。 このため、磁場の南北成分も振れ幅は小さく、 また、比較的北寄りに変化しています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 今日のグラフは、ずっと100nTくらいの変化が続いていますが、 これはデータの問題ではないかと思います。 太陽にはコロナホールは見られず、 太陽風、磁気圏はこの後も穏やかな状態が続くでしょう。 昨夜、鹿児島に帰ってきました。 もう次の台風の影響なのか、今日は強い風が吹いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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