宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 8/ 6 13:18 更新 太陽の東端でC9のフレアが発生しました。太陽風は330km/秒と低速です。 担当 篠原 今朝、6日9時半(世界時6日0時半)にC9.4と、 Mクラスぎりぎりの小規模フレアが太陽の東端で発生しました。 SDO衛星による動画を掲載します。 一瞬だけ明るく輝いています。 端の現象なので、実際にはもう少し大きな規模の現象だった可能性があります。 この後、ここからどの様な活動領域が顔を出すでしょうか。 太陽のフレア活動は、これ以外は昨日の午後にC1が2回発生しただけで、 活動度は下がっています。 こちら側に見えている黒点群たちの勢いは弱まっているようです。 太陽風は、速度の遅い風が続いています。 昨日350km/秒だった速度は、その後もう少し下がって、 330km/秒前後になっています。 太陽風磁場も、4nTから2nTに下がって、再び5nTくらいに高まって、 ACEのグラフとしては変化が目立って見えますが、 変化の大きさとしては小規模です。 磁気圏も全体としては静穏で、 太陽風磁場が南向きに少し強まったグラフの後半に、 AE指数の変化が少し強まった程度です。 太陽風は、この後も低速の風が続くでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 黒点群に関係する明るい領域はあちこちに見えますが、 高速太陽風の原因となるコロナホールは特に見られません。 SDO衛星のAIA131カメラによる、太陽の東端で発生したフレア。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |