宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 6/29 11:54 更新 M2.4の中規模フレアが発生しました。コロナホールが太陽の中心に達し、高速風が近づいています。 担当 篠原 1513黒点群の活動が活発化し、 昨夜、29日1時(世界時28日16時)にM2.4の中規模フレアを起こしました。 1513群や1512群はこの他にも、 C2.6、C4.2、C2.8、C3.4、C1.4、C6.7と、 次々に小規模フレアを起こしています。 活動的な太陽の様子を、GOES衛星のX線動画でご覧ください。 左上の1513黒点群が、ちかちかとまたたくように輝いています。 引き続き、小中規模の活発なフレアの発生がみられそうです。 注目してください。 太陽風は、昨日500km/秒に上がっていましたが、 その頃が最高速度の短期間の高まりでした。 以降はゆっくりと下がって、現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度も5nT前後と穏やかです。 南北にはよく振れていて、 小さなオーロラ活動を時々起こしています。 AE指数には、200〜300nTの小さな変動が何度も記録されています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心線に届いています。 中心付近から吹き出した高速の太陽風は、地球に向かってまっすぐ流れてきます。 これから3日後の7月2日前後から、太陽風の速度が高まりそうです。 前周期の6月5日頃は、700k/秒に達する高速風が来ました。 今回も同程度の高い速度になりそうです。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |