宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/27 10:06 更新 太陽ではCクラスの小さなフレアが起きています。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。 担当 篠原 昨日の撮影ですが、太陽の東端に現れたプロミネンスのダイナミックな姿を SDO衛星AIA304が撮影していました。 1枚目に拡大写真を掲載します。 1492黒点群で、C2.0のフレアに伴って発生した現象の様です。 その1492黒点群は、C1.5、C2.7などの小規模フレアを起こしていますが、 今のところ活動の様子に変化はありません。 黒点は比較的大きな姿を保っているので、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が370km/秒に下がり、低速の風に変わっています。 磁場強度は、ACEのグラフを見ると2nTから4nTに上がっていますが、 値としては弱めの状態です。 磁気圏も静穏で、AE指数のグラフはほとんど変化していません。 ただし、現在、太陽風磁場が南寄りに振れ始めています。 この傾向が続く様だと、ある程度活発なオーロラ活動が始まるでしょう。 淡いコロナホールの影響は特に見られなかった様で、 太陽風はこのまま低速の風がしばらく続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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