宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/25 13:30 更新 太陽風の速度は500km/秒に下がりました。Cクラスのフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方には500km/秒ほどに下がり、 それ以降、現在まで500km/秒付近で安定しています。 高速風は続いていますが、速度は落ち着いてきました。 また、27日周期の図を見ると、 昨夜に太陽風磁場のセクター境界を越えています。 3nTに弱まっていた磁場強度が、それ以降5nTと平均的な強度に戻った様です。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 このため、磁気圏のオーロラ活動は小規模の変動が時々発生している程度です。 太陽風は、この後次第に速度が下がり、穏やかな風に戻るでしょう。 一方、SDO衛星AIA193のコロナ写真では、 太陽の中央やや右寄りに淡いコロナホールができているように見えます。 ここから太陽風の吹き出しが起きていれば、 明後日くらいに速度の高まりが起きるかもしれません。 その他は特に乱れる要素はなく、穏やかな状態が続きそうです。 放射線帯の高エネルギー電子が増えています。 青線は10,000のラインに達しています。 太陽風の強まりは落ち着いているので、更に大きく高まることはなさそうです。 太陽では、南東の端で、C3.9の小規模フレアが発生しました。 まだ向こう側にある活動領域の様です。 その前後にも小さな活動を起こしているようで、 これからどの様な領域が姿を見せるのか、注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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