宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 5/23 11:04 更新 太陽風の弱い乱れが続いています。オーロラの活動も強まっています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の写真に、 右上にプレアデス星団(すばる)と、 右側に水星(左)、木星(右)と3つの目立つ星が写っています。 もう1週間ほどすると、日面通過に向かう金星が写真の左側から姿を現すでしょう。 LASCO C3では、しばらくにぎやかな写真が見られそうです。 太陽風の乱れが続いています。 速度はじわじわと上がって、450km/秒を超えて高速風になりつつあります。 そして、10nTに強まった磁場強度がそのまま1日継続しています。 磁場の南北成分は0nT付近から北寄りに変化しているのですが、 東西方向の振れが大きくなっているようで、 その影響だと思いますが、オーロラの活動も活発な状態が続いています。 AE指数のグラフは、500nTを超える中規模の変動がずっと続いています。 昭和基地は残念ながら曇っていたのですが、雲越しに空が明るく輝いています。 昭和基地の上空で活発なオーロラの活動が起きていたようです。 太陽風の乱れは、コロナホールが小規模だったことから、 あまり長い時間は続かないでしょう。 明日くらいには落ち着き始めるのではないかと思います。 その後は、また低速の穏やかな太陽風がしばらく続くでしょう。 太陽は、先ほど1484黒点群でC1.2の小さな小規模フレアが発生しましたが、 全体的には活動は静かです。 SOHO衛星LASCO C3カメラの右上をプレアデス星団(すばる)が、右側に水星と木星が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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