宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/24 13:12 更新 太陽風は600km/秒台の高速風になっています。オーロラの活動も強まりました。 担当 篠原 昨日のニュースの後も、太陽風の速度は上昇を続け、 昼過ぎの23日13時(世界時23日4時)には、 600km/秒を超えるまでに上がりました。 ここまで高速風になることは、予想していませんでした。 あまり目立たないコロナホールでしたが、太陽風の吹き出しは強かった様です。 太陽風の速度はその後も600km/秒前後と高速の状態を保っています。 一方、太陽風の磁場強度は、速度の上昇とともに弱まり、 速度が上がり切る頃には5nTに、そして、現在は3nTに弱まっています。 この影響で、オーロラの活動も高まり、 AE指数で1000nTから500nTの変化が何度も発生しています。 AE指数のグラフでは、太陽風磁場が強まっていた前半により大きな変化が発生し、 磁場が弱まってきた後半は次第に小さくなっています。 太陽風の磁場強度が下がってきたことから、 高速風は後半に入っていると思われます。 この後は、次第に低下に向かいそうです。 太陽は、X線のグラフに特に変動はなく、活動は落ち着いています。 黒点も2つの群が目立っている程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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