宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:04)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/20 --- ---
5/19 08:41 C2.2
03:30 C1.9
00:44 C2.0
5/18 21:52 C1.8
16:52 C3.6

黒点  5/20 (NOAA)
磁場 フレア
1477 1 α ---
1478 1 α ---
1479 1 α C1
1482 14 β ---
1483 4 β ---
1484 16 β ---
1486 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 436 -1.9
-2 h 369 -2.1
-4 h 373 +0.3
-6 h 372 -0.2
-8 h 395 +1.6
-10 h 385 -1.7
-12 h 392 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.2 5x10^2
5/20 2.8 7x10^2
5/19 10.0 1x10^3
5/18 69.7 8x10^2
5/17 255.0 1x10^4
5/16 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 5/15 11:14 太陽ではCクラスのフレアが度々発生しています。太陽風の速度は下がりつつあります。
2012/ 5/16 10:27 太陽風は低速になりました。磁気圏も穏やかです。C1程度のフレアが続いています。
2012/ 5/17 09:12 太陽風磁場の南向きが強まり、オーロラの活動を強めました。太陽のフレア活動は落ち着いています。
2012/ 5/18 12:49 沈みかけた1476黒点群でM5.1の中規模フレアが発生しました。CMEの噴出も発生しています。
2012/ 5/19 06:57 1476黒点群は見えなくなりました。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2012/ 5/20 12:04 更新
太陽風の弱い乱れが到来しました。太陽のフレア活動は穏やかです。

担当 篠原

17日のM5.1フレアに伴って発生した太陽風の乱れが、地球に到来しました。
20日10時半(世界時20日1時半)頃に、
ACE衛星の太陽風データに小規模の変動が発生しています。
太陽風の速度は、370km/秒から440km/秒に、
磁場強度は、5nTから8nTに、それぞれ小幅ですが急に強まっています。

地上へは、1時間ほど遅れて変化が来ています。
太陽風の変化が小さいので、影響は小さそうです。
ただ、ACEの最新のデータでは、太陽風の磁場が南向き -7nT程度まで強まっています。
この状態が続くと、オーロラ活動の強まりが期待できます。


太陽風は、この乱れが通り過ぎると、再び穏やかな状態が続くでしょう。
SDO衛星AIA193を見ると、太陽の中心部に小さなコロナホールがあります。
3日後くらいに、多少、影響が見られるでしょうか。


太陽は、1476黒点群が没して、
フレアの活動はすっかり弱まっています。
1479黒点群でC1.1、C1.0と小さなCクラスフレアが2回起きていますが、
X線のグラフは変化も少なく、
太陽は全体としては穏やかです。


いよいよ明日、金環日食です。
鹿児島の天気予報はかなり厳しく、今日は朝から雨が降っていました。
今後回復することを願っていますが、みなさんの地域はいかがでしょうか。
安全に配慮して、日食をお楽しみ下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。